プラント工事現場で欠かせない製缶工事とは?
プラント工事現場で必ずといって良いほど発生する工事が製缶工事です。
プラント施設には大きな貯水槽やタンク等が設置されており、それらは全て現場で製作されています。
トラックに積み込めるような大きさではないため、現場で製造するのが基本となります。
製缶工事は対象物に対して強固な入れ物を作る作業です。
例えば気体が入ったり、液体が入ったり、あるいは製造に使用する化合物が入ったりなど。
時には高温にさらされたり、時には蒸発するようなものも使用されるので、その成分にあった頑丈な素材を使用していきます。
主にステンレス素材を使用することが多いです。
また内容物によっては塩化ビニル素材でコーティングを行い、耐水性をさらに強化する方法もあります。
そして例えばタンクを設置する場合、そのタンクにつなぐ配管施工や給気ダクトなども必要です。
水漏れが起こらないようにしっかりと継手部分や結合部分を溶接し、固めていきます。
そして何度か試運転を行い、安全性に問題はないか確認して稼働する形になります。
現在、弊社ではこういった製缶工事に対応できるスタッフを募集中です。
福岡や茨城、大阪など全国各地に事業所がありますので、そういった地域への出張も厭わない方を募集しています。